- 第17回日本疫学会 会務総会 議事録
日時:2007年1月27日(土) 12:10-12:40
場所:広島市南区民文化センター 2階ホール
会務総会を行う前に、2006年に亡くなられた会員の方々に対し、出席者全員の黙祷が捧げられた。
1. 2006年度事業が事務局から報告され、承認された。
1) 第16回日本疫学会学術総会、第13回JEA疫学セミナー
2006年1月(徳留信寛 学会長)「健康増進と疾病予防 - グローバルに考え,ローカルに行動を」 学術総会 481名参加、疫学セミナー 80名参加
2) 会誌Journal of Epidemiology Vol.16(1)-(6)の刊行
3) ニュースレター 第27号、第28号の刊行 (第28号から紙媒体復刊)
4) 日本疫学会功労賞受賞者(敬称略)
徳留 信寛 (第16回日本疫学会学術総会 学会長)
5) 日本疫学会奨励賞受賞者(順不同、敬称略)
大久保 孝義 (東北大学大学院)
八谷 寛 (名古屋大学大学院)
6) 疫学の未来を語る若手の集い
第11回疫学の未来を語る若手の会
(2006年1月24日 名古屋市中小企業振興会館 4階第3会議室)
7) 日本疫学会倫理問題検討委員会
・ 「(1)住民基本台帳の一部の写しの閲覧及び住民票の写し等の交付に関する省令の一部を改正する省令案 (2)住民基本台帳の一部の写しの閲覧についての公益性の判断に関する基準案」に対する意見書提出 (2006年7月14日)
・ 「戸籍法の見直しに関する要綱中間試案」に対する意見書提出 (2006年8月28日)
8) 国際交流委員会
次回日韓セミナーのための準備
9) 日本疫学会倫理審査委員会
申請件数 1件(差し戻し)
10) 理事及び理事長選挙
2006年3月18日 | 第1回理事選挙管理委員会 |
2006年6月 1日 | 告示 |
2006年 9月 2日 | 第2回理事選挙管理員会(開票) |
2006年10月27日 | 理事長選挙 |
2. 2006年度収入支出決算について事務局から報告された。次いで会計監査について黒沢監事から報告され、承認された。
3. 2007年度事業計画(案)が事務局から提出され、承認された。
1) 第17回日本疫学会学術総会、第14回JEA疫学セミナー
2) 会誌Journal of Epidemiology Vol.17(1)-(6)の刊行(JE特別寄稿PartI,IIを含む)
3) ニュースレター 第29号、第30号の刊行
4) 日本疫学会功労賞・名誉会員
5) 日本疫学会奨励賞
6) 疫学の未来を語る若手の会
7) 日本疫学会倫理問題検討委員会
8) 国際交流委員会
9) 日本疫学会倫理審査委員会
10) 事務局移転
4. 2007年度予算(案)が事務局から提出され、承認された。
【提案内容】
・ 収入・・・
〔会員会費収入〕 会員の増加により45万円増額。
〔寄付金〕 会員(匿名希望)から50万円寄付。
・ 支出・・・
《事業費》〔会誌発行費〕 前年度の決算に基づいて20万円減額。
《事業費》〔ニュースレター発行費〕 紙媒体復刊により65万円増額。
《理事会・評議員会》〔交通費〕 前年度の決算に基づいて65万円減額。
《事務費》〔交通費・旅費〕 社会医学系4学会理事長会議、事務局移動により25万円増額。
《事務費》〔事務局移動費〕 事務局移動により30万円予算化。
《事務費》〔封筒印刷費〕 事務局移動により10万円増額。
《寄付金・積立金》〔特別論文英文校正費〕 特別論文PartⅡのため80万円予算化。
5. 役員人事について以下4件の推薦があり、承認された。
1) 第19回日本疫学会学術総会・会長、第16回JEA疫学セミナー・オーガナイザーの推薦
中川秀昭 教授 (金沢医科大学健康増進予防医学部門)
2) 評議員の推薦(順不同、敬称略)
有澤孝吉 | (徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部社会医環境衛生学講座) |
関根道和 | (富山大学医学部保健医学講座) |
そうけ島 茂 | (国立保健医療科学院公衆衛生政策部) |
3) 次期 理事長・理事・監事(順不同、敬称略、任期:2007年1月総会-2010年1月総会)
理事長: | 児玉和紀 | (財団法人 放射線影響研究所) |
理事: | 辻一 郎 | (東北大学大学院) |
| 深尾 彰 | (山形大学大学院) |
| 中村好一 | (自治医科大学) |
| 山縣然太朗 | (山梨大学大学院) |
| 三浦宜彦 | (埼玉県立大学) |
| 山口直人 | (東京女子医科大学) |
| 大井田隆 | (日本大学) |
| 津金昌一郎 | (国立がんセンター) |
| 徳留信寛 | (名古屋市立大学大学院) |
| 浜島信之 | (名古屋大学大学院) |
| 佐藤眞一 | (大阪府立健康科学センター) |
| 中山健夫 | (京都大学大学院) |
| 秋葉澄伯 | (鹿児島大学大学院) |
| 田中恵太郎 | (佐賀大学) |
指名理事: | 岸 玲子 | (北海道大学) |
| 祖父江友孝 | (国立がんセンター) |
| 岡山 明 | (国立循環器病センター) |
| 橋本修二 | (藤田保健衛生大学) |
| 斎藤重幸 | (札幌医科大学) |
監事: | 玉腰暁子 | (国立長寿医療センター) |
| 黒沢洋一 | (鳥取大学) |
4) 次期理事会 役員体制 (敬称略、任期:2007年1月総会-2010年1月総会)
理事長代行理事: 徳留信寛 |
財務担当理事: 中山健夫 |
庶務担当理事: 中村好一 |
名誉会員推薦担当理事・功労賞受賞者推薦担当理事の長: 佐藤眞一 |
奨励賞選考委員長: 深尾 彰 |
国際交流委員長: 中村好一 |
ニュースレター担当理事: 三浦宜彦 |
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JE編集委員会委員長: 中村好一 (2005年1月~2007年12月) |
倫理問題検討委員会委員長: 山縣然太朗 (2006年9月~) |
倫理審査委員会委員長: 東日本 山口直人 (2006年1月~2009年1月) |
西日本 竹下達也 (2006年1月~2009年1月) |
6. 規則の改正について以下2件の改訂が承認された。
1) 「日本疫学会奨励賞に関する細則」
・ 任期を3年とし再任を妨げないが連続2期までとする。
2) 「理事の選挙規定に関する細則」
・ 各地区に所属する都道府県を明記する。
・ 理事定数を15名に定める。
・ 各地区1名を割り当てる。残りの定数をドント方式で各地区の理事数を決定する。
・ 理事長指名理事、学会長就任による理事は理事会、評議員会、総会の承認を得る。
・ 選挙権・被選挙権は国内会員がもつ。
7. 名誉会員の推薦方法(内規)について以下の資格要件が提案され、承認された。
1) 功労賞受賞者
2) 理事・監事を一期以上
3) 評議員を五期以上
4) 以上と同等の者
8. 報告事項
1) 評議員の定年(満63歳)に伴う退任(五十音順、敬称略、生年月日記載)
上島弘嗣 | (滋賀医科大学) |
鏡森定信 | (富山大学) |
後藤 敦 | |
實成文彦 | (香川大学) |
豊嶋英明 | (名古屋大学大学院) |
松本美富士 | (藤田保健衛生大学) |
山本正治 | (新潟大学) |
吉村健清 | (福岡県保健環境研究所) |
2) 物故会員(敬称略、ご逝去日記載)※事務局に申し出があった会員のみ
村田 紀 | 元評議員 | (放射線影響協会) | 2006年3月14日 |
島田彰夫 | 元評議員 | (神戸山手大学) | 2006年5月16日 |
福富和夫 | 名誉会員 | | 2006年6月26日 |
小崎泰宣 | 普通会員 | (学校法人作陽学園 くらしき作陽大学) | 2006年9月25日 |
兜 真徳 | 評議員 | (独立行政法人 国立環境研究所) | 2006年10月10日 |
3) 庶務報告
a. 会員数(2006年12月31日現在)
名誉会員 25名、 普通会員 1,395名 (内 評議員 219名)
合計 1,420 名
※2006年度 新規入会者 127名、退会者 80名
b. 年会費納入状況(2006年12月31日現在)
2006年度会費納入義務あり会員 1,474名中、納入者数 1,215名
(未納入者数: 259名 (内 評議員 19名))
c. インフォメーションメール(2006年12月31日現在)
登録者数: 1,161名(81.8%) 2006年IM発行数: 7回
9. その他
第18回日本疫学会学術総会 丸井英二 次期学会長からあいさつがあった。