- 第20回日本疫学会 評議員会 議事録
日時:2010年1月10日(日) 9:30-10:00
場所:埼玉県立大学 講堂
出席者数:138名(内 委任状提出者:96名)
欠席者数:50名
1.2009年度事業が事務局から以下の通り報告され、承認された。
1) 第19回日本疫学会学術総会(2009年1月23日(金)~24日(土))
中川 秀昭 学会長「疫学研究から健康施策へ」 450名参加
第16回疫学セミナー(2009年1月22日(木)) 82名参加
2) 将来構想検討委員会
* 統計利用促進委員会
* 疫学研究支援委員会 申請件数:3件
* 学術委員会
* 広報委員会
3) 会誌Journal of Epidemiology Vol.19(1)-(6)の刊行
4) ニュース・レター第33号、第34号の刊行
5) 日本疫学会功労賞受賞者(敬称略)
中川 秀昭(金沢医科大学)
6) 日本疫学会奨励賞受賞者(五十音順、敬称略)
寳澤 篤 | (東北大学大学院) |
松尾 恵太郎 | (愛知県がんセンター) |
宮木 幸一 | (国立国際医療センター) |
7) 疫学の未来を語る若手の集い
第14回疫学の未来を語る若手の会
(2009年1月22日 金沢市文化ホール 第5,6会議室 3階)
8) 国際交流委員会
第7回日韓疫学セミナーのための準備
9) 日本疫学会倫理審査委員会
東日本、西日本ともに審査案件なし
10) 理事及び理事長選挙
2009年4月11日(土) | 第1回選挙管理委員会 |
2009年6月22日(月) | 告示 |
2009年9月12日(土) | 第2回選挙管理委員会(開票) |
2009年10月23日(金) | 理事長選挙 |
2.2009年度収入支出決算について事務局から報告された。
《収入の部》
・ 日本学術振興会科学研究費補助金1,700,000円を獲得した。
《支出の部》
・ 【JE編集委員会】予算額を350,000円余り超過した。論文投稿数が増えたため、英文校正費が予算額を約590,000円超過した。
・ 【賛助会費】公衆衛生関連学協会の賛助会費が今年度から発生した。
・ 【事務費】事務局のホームページ管理費が73,000円余り超過したが、2008年度、2009年度分の管理費を同時に支払ったためである。
《特別会計》
・ 特に収入支出に変化はなく、利息のみの増加である。
次いで会計監査について黒沢監事から報告され、承認された。
3.2010年度事業計画(案)が事務局から提出され、承認された。
1) 第20回日本疫学会学術総会、第17回JEA疫学セミナー、学術委員会・理事会企画シンポジウム
2) Journal of Epidemiology Vol.20(1)~(6)の刊行
3) JE掲載料徴収:
3ページまでは無料、4ページ以降1ページにつき5,000円徴収
会員については、5,000円引き(4ページまで無料、5ページ以降有料)
4) ニュース・レター第35号(4月15日)、第36号(10月15日)の発行
・ 経費削減のため、第35号までは紙媒体で発行、第36号以降については電子媒体のみ
5) 日本疫学会功労賞・名誉会員
6) 日本疫学会奨励賞
7) 疫学の未来を語る若手の集い
8) 国際交流委員会
9) 日本疫学会倫理問題検討委員会
10)日本疫学会倫理審査委員会
11)臨時委員会(疫学研究支援委員会を存続の予定)
事務局移転
日本疫学会創立20周年記念事業
4.2010年度予算(案)が事務局から提出され、承認された。
《収入の部》
・ JEの掲載料:1,035,000円を計上。
《支出の部》
・ 【国際交流委員会】第7回日韓疫学セミナーでの韓国からの座長、演者の旅費等を支出予定である。
・ 【予備費】日本疫学会創立20周年事業のため、300,000円を支出予定である。
《質問・ご意見》
・ 繰越金が約1年分の会員会費収入程あるので、掲載料徴収については様子を見てはどうかとの質問があり、繰越金は将来の事務局移転費用に充てる方向で検討中であることが説明された。
5.役員人事について以下承認された。
1) 第22回日本疫学会学術総会学会長、第19回JEA疫学セミナー・オーガナイザーの推薦
山口 直人 教授(東京女子医科大学衛生学公衆衛生学教室)
2) 評議員の推薦(五十音順、敬称略)
安藤 昌彦 | (京都大学保健管理センター・准教授) |
石崎 達郎 | (京都大学大学院医学研究科・准教授) |
大西 浩文 | (札幌医科大学医学部・講師) |
大森 崇 | (京都大学大学院医学研究科・准教授) |
角谷 寛 | (京都大学大学院医学研究科附属ゲノム医学センター・准教授) |
郡山 千早 | (鹿児島大学大学院医歯学総合研究科・准教授) |
坂内 文男 | (札幌医科大学医学部・准教授) |
佐田 文宏 | (国立保健医療科学院疫学部・室長) |
杉森 裕樹 | (大東文化大学スポーツ・健康科学部・教授) |
鈴木 康司 | (藤田保健衛生大学医療科学部・講師) |
武林 亨 | (慶應義塾大学医学部・教授) |
田中 英夫 | (愛知県がんセンター研究所・部長) |
田辺 直仁 | (新潟大学大学院医歯学総合研究科・准教授) |
西脇 祐司 | (慶応義塾大学医学部・専任講師) |
宮木 幸一 | (国立国際医療センター研究所・室長) |
山崎 新 | (京都大学大学院医学研究科・准教授) |
※ これまでの評議員が2009年度から3年間の任期で再任されたことにより、今回新たに承認される評議員は任期をそろえるため、2012年1月総会日までの2年間の任期になること、そして、今後評議員に再任を希望の方は3年間の報告書が必要になる。この報告書については会員に公開する予定である。報告書の様式はHPにワード形式で掲載済みであることが、中村好一庶務担当理事より報告された。
3) 次期理事長・理事・監事(順不同、敬称略)
(任期:2010年1月総会日~2013年1月総会日)
理 事 長: | 秋葉 澄伯 | (鹿児島大学大学院) |
理 事: | 辻 一郎 | (東北大学大学院) |
| 深尾 彰 | (山形大学大学院) |
| 中村 好一 | (自治医科大学) |
| 山縣 然太朗 | (山梨大学大学院) |
| 三浦 宜彦 | (埼玉県立大学) |
| 祖父江 友孝 | (国立がんセンター) |
| 津金 昌一郎 | (国立がんセンター) |
| 丸井 英二 | (順天堂大学) |
| 浜島 信之 | (名古屋大学大学院) |
| 橋本 修二 | (藤田保健衛生大学) |
| 磯 博康 | (大阪大学大学院) |
| 中山 健夫 | (京都大学大学院) |
| 黒沢 洋一 | (鳥取大学) |
| 田中 恵太郎 | (佐賀大学) |
指名理事: | 北村 明彦 | (大阪府立健康科学センター) |
| 田中 英夫 | (愛知県がんセンター) |
| 永田 知里 | (岐阜大学大学院) |
| 新田 裕史 | (国立環境研究所) |
| 森 満 | (札幌医科大学) |
監 事: | 西 信雄 | (国立健康・栄養研究所) |
| 溝上 哲也 | (国立国際医療センター) |
4) 次期理事会、役員体制 (順不同、敬称略)
理事長代行理事: | 丸井 英二 |
財務担当理事: | 橋本 修二 |
庶務担当理事: | 中山 健夫 |
名誉会員推薦担当理事・ 功労賞受賞者推薦担当理事の長: | 三浦 宜彦 |
奨励賞選考委員長: | 田中 恵太郎 |
国際交流委員長: | 中村 好一 |
ニュース・レター担当理事: | 津金 昌一郎 |
倫理問題検討委員長: | 山縣 然太朗 |
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JE編集委員会委員長: | 祖父江 友孝(2008年1月~2010年12月) |
倫理審査委員会委員長: | 東日本 山口 直人(2009年1月~2012年1月)
西日本 竹下 達也(2009年1月~2012年1月) |
6.報告事項
1) 評議員の定年(満63歳)に伴う退任(五十音順、敬称略)
相澤 好治 | (北里大学) |
飯田 三雄 | (九州大学大学院) |
今井 潤 | (東北大学) |
畝 博 | (福岡大学) |
下光 輝一 | (東北大学) |
伊達 ちぐさ | (奈良女子大学) |
森本 兼曩 | (大阪大学大学院) |
2) 物故会員(五十音順、敬称略)※事務局に連絡があった会員のみ
小西 正光 | (大阪府立健康科学センター) |
佐野 雄二 | (徳島県保健福祉部) |
藤本 伊三郎 | (地域がん登録全国協議会) |
3) 庶務報告
a. 会員数(2009年12月18日現在)
名誉会員27名、評議員188名、普通会員1,322名
合計 1,537 名
※2009年度 新規入会者156名、退会者80名
b. 年会費納入状況(2009年12月18日現在)
2009年度会費納入義務あり会員1,510名中、納入者数 1,325名
(未納入者数:評議員9名、普通会員176名)
c. 日本疫学会通信(2008年12月31日現在)
登録者数:1,302名(84.7%) 2009年IM発行数:13回
7.その他
・ 中村好一国際疫学会理事のもとで、2017年World Congress of Epidemiologyを日本に招致することを検討中である。